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愛知県は日本列島のほぼ中央に位置し、南は太平洋、西は三重県、北は岐阜県、東北は長野県、東は静岡県と接しています。
人口は約750万人で東京都・神奈川県、大阪府に次いで全国第4位です。総務省統計局公式ホームページによると1970年から増加し続けており全国で数少ない人口が増加している県です。
中部地方の県では最も人口が多く、県庁所在地の名古屋市は中部地方で最大の人口を擁する都市です。
国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口」によると、2040年の愛知県の総人口は約685万6000人に減少と予想され、全国の人口と同様に減少傾向です。
一方、65歳以上の人口は増加傾向にあります。
平成29年現在愛知県内の65歳以上の人口は172万8千人(そのうち要支援・要介護認定者数は29万2千人)で高齢化率は25.2%ですが、2040年には約221万9000人(高齢化率32.4%)まで増加すると予測されています。特にみよし市や長久手市では、団塊ジュニア世代の人口が多く、この世代の加齢により急速に高齢化が進むものと見られています。
愛知県内の有料老人ホームは、783施設(介護付:187施設、住宅型:582施設、一部介護付:14施設)あり、定員数は、26,944人(介護付:9,164人、住宅型:16,592人、一部介護付:1,188人)となり、 人口割合より有料老人ホームの数は、比較的少ない整備状況といえます。
近年ではサービス付き高齢者向け住宅の需要も増しており、平成25年には124施設だった登録数が平成29年には249施設に増加しました。新築・改修に対して1戸当たり110万円~150万円を上限(平成29年度の場合)とする補助金を国が助成するなど、手厚い支援策が講じられているため短期間での急増が見られたと考えられます。とはいえ現在98施設が名古屋市内に集中しており、都市部ばかりが増えがちで周辺部の施設は相対的に少なくなっているのが現状です。
県内の主に要介護状態にある高齢者向けの施設には他に特別養護老人ホーム(345施設)、介護老人保健施設(186施設)、介護療養型医療施設(44施設)、軽費老人ホーム(99施設)、認知症高齢者グループホームなどの種類があります。
入居される方が望む生活はそれぞれですし、施設が提供するサービスや利用料金も各施設により異なり、またそれが各施設の特色となります。
産業と自然の融合した街
愛知県は、トヨタ自動車を筆頭に自動車関連企業が数多く存在する日本有数の工業地帯の一角。車の所有率が高いため道路も整備されており、公共交通機関も発達しています。
一方で自然環境にも恵まれており、自然公園が多数存在し緑豊かな風景を楽しむこともできます。
また愛知県は三英傑(織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公)を生みだした侍の国。名古屋城、国宝犬山城、岡崎城など多数の城が存在し、歴史好きの方にも好まれる環境です。
参考:愛知県HP、厚生労働省HP、国立社会保障・人口問題研究所 HP、サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム、スマートウェルネス住宅等推進事業HP、内閣府 平成28年版高齢社会白書(概要版)、wikipedia