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岐阜県は日本のほぼ中央に位置しており、面積は約1万621平方キロメートルで全国第7位の広さを誇り、7つの県に囲まれた数少ない内陸県の一つです。
岐阜県の人口は、直近の国勢調査(平成22年10月1日現在)では208万773人(男100万6247人、女107万4526人)で、日本の総人口の1.6%を占め、全国第17位で、2004年の約212万人をピークに減少傾向にあります。
また65歳以上の人口は49万9399人(そのうち要支援・要介護認定者数は96,494人)で、人口に占める割合は24.1%となっています。
人口構造は大きく変化し、1960年頃に当時約30%を占めていた年少人口(15歳未満の人口)が10%台にまで落ち込みました。このままの状況が続けば、1960年にはわずか約6.6%にすぎなかった高齢者の数が2040年には36.2%と予想され、「超少子高齢社会」になると考えられます。
平成29年現在岐阜県内の有料老人ホームは、162施設(介護付:27施設、住宅型:135施設)あり、定員数は、4,509人(介護付:1,131人、住宅型:3,378人)となり、人口割合より有料老人ホームの数は、比較的少ない整備状況といえます。
県内の高齢者施設には他に、特別養護老人ホーム(176施設)、介護老人保健施設(80施設)、軽費老人ホーム(40施設)、サービス付き高齢者住宅(68施設)、グループホームなどがあります。
県政世論調査の結果、特に力を入れてほしい施策として高齢者福祉施策が最も多い30.5%を占めています。
県内では、急速な高齢者数の増加に伴い、平成47年には要介護認定者数が平成21年時点の1.8倍程度まで増えることが予測されています。今後、こうした要介護認定者数の増加に合わせて、施設及び居宅介護サービスの充実を図っていく必要があります。(第34回県政世論調査)
自然に囲まれた暮らし
岐阜県北部の飛騨地域は、御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳など、標高3000mを超える山々が連なっています。一方、南部の美濃地域は濃尾平野に木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が流れ、特に長良川中流域は「日本の名水百選」に選ばれるほど美しい清流です。また白川郷の合掌造り集落は、厳しい気候風土を耐え抜く先人の知恵が詰まった独特の家屋で、この地域では伝統的な農村文化が守られ、合掌造り集落は「生きた世界遺産」として、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
参考:岐阜県HP、国立社会保障・人口問題研究所HP、内閣府 平成28年版高齢社会白書(概要版)、wikipedhia