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長久手市は、名古屋市東側に位置します。
市の中央部を東部丘陵線(リニモ)が走っており、西は地下鉄藤が丘駅、東は愛知環状鉄道八草駅と乗り換えもできます。車でのアクセスも東名高速道路名古屋ICや、名古屋瀬戸道路長久手ICが近く、交通の便に恵まれています。
天正12年に徳川・豊臣両氏があいまみえた激戦の地(小牧・長久手の戦い)として名を知られた本市は、平成24年1月に市制を施行して現在の長久手市となりました。
名古屋に隣接した市西部は住宅地・商業施設などが多く都市化が進んでいます。また、市東部は今なお自然を多く残しており、市街化された都市と自然豊かな田園の両面を併せ持っています。
市東部に位置する「愛・地球博記念公園」は敷地面積約190haの広大な面積を有する都市公園です。
2005年に開催された愛・地球博長久手会場の跡地に整備され2006年に開園して以来市外からも多くの人が訪れています。
東洋経済新報社「住みよさランキング2016」では、県内1位、全国2位にランクされています。また、2010年に行われた国勢調査では市民の年齢が37.7歳で全国1位の若さでした。
長久手市の総人口は平成29年4月現在56,627人で、うち65歳以上の人口は9,055人、高齢化率は16.0%となっています。愛知県平均(24.19%)と比べると低い割合となっています。
長久手市の人口は年々増加しており、2040年には総人口は63,553人と推計されています。65歳以上の高齢者は16,986人(高齢化率26.7%)と他市に比べると低いものの、高齢化が進むと予測されています。
長久手市では「見守る 支え合う みんなに役割がある 福祉のまち ながくて」を基本理念に「長久手市第7次高齢者福祉計画及び第6期介護保険事業計画(平成27年~29年度)」を策定しました。地域包括ケアシステムの構築に向けた重点取組として、介護保険事業整備の充実が挙げられます。
長久手市内には看護小規模多機能型居宅介護のサービス事業者がないため、希望があれば導入を検討する、介護老人保健施設の整備を進める、としています。
また認知症施策の推進として「認知症ケアパス」の普及と利用推進により、認知症の人やその家族が安心して住み慣れた地域で暮らしていけるよう、状況に応じた適切なサービスを提供していきます。医療・介護を有機的につなげる役目を担う「認知症地域支援推進員」の配置と、複数の専門家により組織され、認知症の人やその家族を訪問し、アセスメント、家族支援等の初期の支援を包括的、集中的に行い、自立支援のサポートする「認知症初期集中支援チーム」の設置については平成30年4月までの配置・設置を目指しています。
平成28年現在、長久手市には介護施設が58施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は16.20施設で愛知県平均(11.91施設)を上回っています。しかし入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり39.10人で、愛知県平均の61.93人を大きく下回っています。平均年齢が若い都市であるがゆえ、高齢者施設がまだ十分に整っていない地域だといえます。
参考:長久手市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照