資料請求・見学は無料です。
あま市は、愛知県の西部に位置し、ほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯となっており、5市(名古屋市、清須市、稲沢市、愛西市、津島市)2町(大治町、蟹江町)に接しています。市域は東西約7.9キロメートル、南北約7.8キロメートルで、面積は27.49平方キロメートルです。
広大な濃尾平野とそこを流れる河川の恩恵を受けて、近郊農業を中心に発展してきましたが、近年は名古屋市のベッドタウンとしても発展しています。名古屋市の中心部から公共交通機関で約15分という立地条件にありながら、田園風景と住宅地との調和がとれた緑豊かなまちを形成しています。
この地域の歴史は古く、市内からは弥生時代中期の遺跡も発掘されています。そして、市内には寺社や史跡が散在するとともに、甚目寺観音での「節分会」や萱津神社での「香の物祭」、蜂須賀蓮華寺での「二十五菩薩来迎会」など伝統文化が数多く残されています。
また、戦国時代に活躍した武将である蜂須賀小六正勝、福島正則をはじめ、7人もの大名を輩出した歴史のまちとしても知られています。
市外へ出るには名古屋鉄道や県道68号名古屋津島選名古屋津島バイパスが便利です。
市内を走るあま市巡回バスは75歳以上の方や運転免許返納者などは無料で利用できます。
あま市の総人口は平成29年6月現在88,579人で、うち65歳以上の人口は22,946人、高齢化率は25.9%となっています。2040年には総人口は76,171人と推計され、65歳以上の高齢者は24,491人(高齢化率32.2%)と高齢化が進むと予測されています。
あま市では「きずなを高める 暮らしやすいまち あま」を基本理念に「あま市地域福祉計画(平成26年度~平成30年度)」を策定しました。
平成24年度に市が住民に行った「住民が市に求める福祉施策」でもっとも多くの票を集めたのは「高齢者が安心して暮らせる在宅福祉施策」でした。社会福祉協議会に期待する項目としては「高齢者の介護や見守りに関すること」が最多で、市民の高齢者へ福祉への関心の高さがうかがえます。
あま市社会福祉協議会は、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができるような包括的な支援・サービス提供体制の構築を目指す「地域包括ケアシステム」に参画します。
また、市ではおおむね65歳以上の虚弱な在宅ひとり暮らし高齢者およびひとり暮らしに準ずる世帯の高齢者に対して、緊急通報システム機器の設置し、緊急時の迅速かつ適切な対応に努めています。
認知症徘徊高齢者家族の支援としては徘徊のおそれのある認知症の高齢者の方にあらかじめ専用端末機を身につけてもらい、その方が行方不明になったとき、家族の方に居場所をお知らせするサービスを提供しています。
平成28年現在、あま市には介護施設が95施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は10.43施設で愛知県平均(11.91施設)をやや下回っています。
入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり28.56人で、愛知県平均の 61.93人を大きく下回っており、施設の増設がのぞまれています。
参考:あま市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照