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北名古屋市は、愛知県の北西部にあり、南は名古屋市、東は豊山町、西は清須市、北は小牧市、岩倉市及び一宮市に接しています。東西約6km、南北約4km、面積は18.37km2と比較的小規模であり、ほぼ全域が名古屋市の都心部から10km圏内に位置しています。
濃尾平野のほぼ中央に位置し、地形は海抜5メートル前後と極めて平坦な地形です。域内には、五条川、新川、合瀬川などの河川が流れ、うるおい豊かな空間となっています。
気候は、年間を通じて温暖であり、木曽川・庄内川などの沖積地に発達した生産性の高い肥沃な土地を利用して、古くから農業が発展してきました。
中央部を南北に名鉄犬山線が運行しており、名古屋方面、犬山方面と結ばれていることに加え、名古屋市営地下鉄(鶴舞線)と相互乗り入れしているため、名古屋都心へのアクセスが極めて容易になっています。
また、西部に国道22号線が走り、近隣に国道41号線、国道302号、名神高速道路、名古屋高速11号小牧線、名古屋第二環状自動車道があり、さらに国道22号上には名古屋高速16号一宮線が新たに建設され、県営名古屋空港へも近く、広域的にみても交通利便性の高い地域となっています。
その他、通勤・通学者と高齢社会に対応した市民サービスとして、通勤・通学者と高齢者等の交通弱者に対する市内の移動の足を確保する位置づけのもと、公共施設、医療機関、商業施設等や駅を経由しながら市内を循環する「きたバス」も運行されています。
北名古屋市の総人口は平成29年6月現在85,360人で、うち65歳以上の人口は20,246人、高齢化率は23.7%となっています。2040年には総人口は80,979人と推計され、65歳以上の高齢者は23,348人(高齢化率28.8%)と高齢化が進むと予測されています。
北名古屋市では「生涯生き生きプラン・北名古屋~明るく活力ある2025年の創造~」を基本理念に「第6期介護保険事業計画・高齢者福祉計画(平成27年度~29年度)」を策定しました。
「地域包括ケアシステム」の構築を目指し、市内の高齢者の方を対象に介護、福祉、健康、医療などさまざまな面から支える拠点として、平成18年度に地域包括支援センターを設置し、高齢者やその家族の多様な相談に応じ、サービスの紹介や利用申請手続きを行っています。介護サービスの質の向上を図るため、居宅介護支援事業所や介護サービス提供事業所と連携し、研修会や事例検討会などを開催しています。
認知症対策としては、まず認知症になることを防ぐため、脳の機能を高めることを目的として、運動や旅行、料理の計画等の指導、音読と計算の教材学習や脳活プログラムを行い、継続的な取組ができるよう支援します。また回想法スクールの開催やいきいき隊(回想法スクール卒業生の会)の活動を支援し、回想法キット(懐かしい生活用品等を詰めた箱)を全国の施設・団体・機関への貸し出すほか、回想法の実践と普及啓発のための回想法センターを通じた情報発信、そして各種研修を開催しています。
平成28年現在、北名古屋市には介護施設が85施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は10.23施設です。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり51.05人で、愛知県平均の 61.93人を下回っており、施設の増設がのぞまれています。
市では高齢者の住まいの安定的な確保の観点から、県とも連携しながら、有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅、低所得高齢者向けの住まい対策等を検討していく必要があるとしています。
参考:北名古屋市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照