資料請求・見学は無料です。
日進市は、愛知県のほぼ中央部である尾張と三河の境に位置し、西は名古屋市東部、東は豊田市・みよし市、南は東郷町、北は長久手市にそれぞれ隣接しています。
行政区域は東西8.9キロメートル、南北6.8キロメートルで、面積は34.91平方キロメートルを有し、標高37メートルの日進市役所を中心に、周囲を標高50メートルから160メートルの丘陵地により形成されています。
また、市のほぼ中央部を天白川が東西に流れ、その流域の平地には農耕地が広がっています。
名古屋市営地下鉄鶴舞線(1978年)、名鉄豊田線(1979年)の開通、土地区画整理事業や民間デベロッパーによる宅地開発等により急速に都市化が進みました。東洋経済新報社「住みよさランキング2016」では、県内4位となり人口も毎年増加しています。
多くの大学や高校が存在する田園学園都市で、特に大学が集中している市北部にはおしゃれなカフェやレストランが増え続けています。
鉄道は名古屋市営地下鉄と名古屋鉄道が通っており、名古屋市、豊田市への通勤・通学の主要な手段となっています。
市内の移動手段は主に自家用車か市営「くるりんバス」です。「くるりんバス」は後期高齢者福祉医療費受給者証を所持する方とその付き添いの方(1名)、介護保険法による介護認定(要支援も含む)を受けている方とその付き添いの方(1名)、運転免許証自主返納者無料パスカードをお持ちの方などは無料で利用できます。
日進市の総人口は平成29年4月現在89,202人で、うち65歳以上の人口は17,532人、高齢化率は19.7%となっています。2040年には総人口は98,111人と推計され、65歳以上の高齢者は26,781人(高齢化率27.3%)と高齢化が進むと予測されています。
日進市では、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した日常生活を営むために、介護、医療、介護予防、住まい、日常生活支援が包括的に確保される「地域包括ケア」を実現するため、「地域包括ケアシステム」の構築に向け「共に支え合い、健やかに暮らし、誰もが尊重されるまち」を基本理念に「第6期日進市高齢者福祉計画・介護保険事業計画~にっしん高齢者ゆめプラン~(平成27年度~29年度)」を策定しました。
重点的な取組として認知症の方を支える体制整備があげられます。市では総合相談窓口の充実を図り、地域の中で困難に直面している人の相談の受け入れ態勢を支援しています。
また認知症ケアパス(状況に応じた適切なサービスの流れ)を作成し、活用・普及に努めています。
認知症の方とその家族が交流できる場としては「認知症家族会」「認知症カフェ」を開催しています。そして介護者のつどい、介護者リフレッシュ事業など日ごろから家族などの介護をしている方への支援を行っています。
そのほか、高齢者の活動機会の積極的な提供など、多様な生きがいづくりの推進なども行っています。
平成28年現在、日進市には介護施設が105施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は13.62施設で愛知県平均(11.91施設)をやや上回っています。
入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり74.30人で、愛知県平均の 61.93人を大きく上回っています。
参考:日進市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照