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岩倉市は、愛知県の北西部、濃尾平野のほぼ中央にあります。標高は中心部で約10メートル、標高差は4メートルほどです。面積10.47平方キロメートルの小さいまちには北から南へ五条川が流れ、両岸を彩る、桜の名所100選にも選ばれている約1,400本の桜並木はまちの顔となっています。
市内には名鉄犬山線が通り、岩倉駅から名古屋駅まで特急約11分。(名古屋市中心部で働く人の平均通勤時間は約45分。(国土交通省統計資料より))通勤も便利とあって、人口は年々増加しています。
都市近郊でありながら五条川に代表される豊かな自然に恵まれ、暮らしやすい“桜のまち”それが岩倉市です。岩倉さくらまつりに合わせて開かれるのが、五条川でこいのぼりの糊を洗い落とす「のんぼり洗い」。毎年多くの観光客が訪れ、五条川春の風物詩となっています。
愛知県内でいちばん面積の小さい市だからこそ、生活に必要なものは身近なところにまとまっています。岩倉市は、すべての地域が自転車圏内というのも特徴です。また岩倉市が2016年に行った調査によると、交通の利便性についてのアンケートで、電車・バス本数の多さ、駅・バスの停留所の近さに「満足」と回答した人の割合が周辺地区と比較して大きく上回り、暮らしやすいまちであることがわかります。
岩倉市の総人口は平成29年4月現在48,000人で、うち65歳以上の人口は11,767人、高齢化率は24.5%となっています。2040年には総人口は39,183人と減少するも、65歳以上の高齢者は13,312人(高齢化率34.0%)と高齢化が進むと推計されています。
岩倉市では「いきいきと暮らせる“役立ち感”に満ちた長寿社会をめざして」を基本理念に「第6期 岩倉市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画(平成27年度~29年度)」を策定しました。
その中で3つの目標を掲げています。
一つ目が「高齢者が“役立ち感”を実感しながら活躍できる健康で元気なまちづくり」です。施策として、介護予防の推進、健康づくりと疾病予防、社会活動への参加支援などがあげられます。
二つ目が「高齢者が地域で安心して暮らせるまちづくり」です。施策としては地域包括ケアシステムの構築、居住環境の確保、見守りネットワークと支え合いの体制づくりの推進などがあげられます。
三つ目が「介護を必要とする人が安心して暮らせるまちづくり」です。施策として、施設・居住系サービスの充実、認知症対策の推進、介護保険事業の円滑な運営などがあげられます。
平成28年現在、岩倉市には介護施設が47施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は9.71施設で愛知県平均(11.91施設)を下回っています。また入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり50.23人で、愛知県平均の61.93人を大きく下回っています。
市では高齢者が、安心して住み慣れた地域や家庭で暮らせるよう、多様で柔軟な介護サービスの充実をめざすとともに、重度認定者等への対応として、施設・居住系サービスの量の確保に努めるとしています。
参考:岩倉市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照