資料請求・見学は無料です。
高浜市は、日本のほぼ中央にある愛知県三河平野の南西部に位置しています。
中部地方の中心都市である名古屋市から南東へ25キロメートルのところにあって、東は安城市、西は衣浦港をへだてて半田市、南は碧南市、北は刈谷市に接しています。
窯業が盛んで、この土地で産出する良質の粘土を使って製造する三州瓦が有名です。三州瓦は、愛知県西三河地方の旧国名「三河」を意味する「三州」を冠にした粘土瓦のことをいい、石州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦のひとつです。同時に、日本最大の生産量を誇っています。全国で唯一の「かわら」をテーマにした高浜市やきものの里かわら美術館があります。
市の中心となる駅は名鉄三河高浜駅です。刈谷、名古屋方面へ行くには便利ですが、市内には路線バスが無く、公共施設・名鉄の駅などを巡る市内循環バスが運行していますが、便数が少なく使いやすいとは言えないのが現状です。
高浜市の総人口は平成29年6月現在47,791人で、うち65歳以上の人口は9,004人、高齢化率は18.8%で、愛知県の平均(24.19%)よりも低い割合となっています。2040年には総人口は48,694人と推計されており、65歳以上の高齢者は13,150人(高齢化率27.0%)と他市よりは低いものの、高齢化が進むと予測されています。
高浜市では「住み慣れた地域でみんながいきいき暮らせるまち」を基本理念に「第6期高浜市介護保険事業計画・高齢者福祉計画(平成27年度~29年度)」を策定しました。
市の地域資源を最大限に活用するとともに、地域の多様な支える力を結集させ、地域の自主性や主体性にもとづき「たかはま版地域包括ケアシステム」の構築を目指しています。
具体施策としては、地域包括支援センターの機能強化、認知症支援対策の推進・認知症高齢者の居場所づくり、住環境の整備などがあげられます。
また介護予防・日常生活支援総合事業の導入、配食サービス事業の充実などによって、参加と支え合いによる身近な場所における地域ぐるみの介護予防を推進しています。
平成28年現在、高浜市には介護施設が36施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は8.43施設で愛知県平均(11.91施設)を下回っています。また入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり50.35人で、愛知県平均の61.93人を大きく下回っています。
高浜市では認知症対策の視点から、第7期(平成30年度~32年度)以降、需要動向に注視しながら認知症対応型共同生活介護(グループホーム)について新たな整備を検討しています。
参考:高浜市HP、高浜市観光協会HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照