資料請求・見学は無料です。
知多市は知多半島の北西部に位置し、西は伊勢湾に面し約15kmの海岸線を有し、北は東海市、東は東浦町、および阿久比町、南は常滑市に接しています。
地形は平均してなだらかな平坦地ですが、市の中部から東部にかけて、30mから65mまでの丘陵地となっています。
気候は四季を通じて温暖です。
石油精製、都市ガス供給、造船、食料品、および飼料製造などの企業が立ち並ぶ臨海部工業地帯と、背後丘陵部の住居地域は、恵まれた緑によって区分されており住みやすい土地柄といえます。
毎年2月から3月にかけて梅まつりが開催される「佐布里緑と花のふれあい公園」や、名古屋市内から最も近い海水浴場として知られる「新舞子マリンパーク」など、観光客も多く訪れます。
市内の移動は主に自家用車ですが、公共交通空白地域の解消のため市営コミュニティバス「あいあいバス」を北部コース、東部コース、南部コースの3路線を運行しています。
市内の公共交通機関の利用ができなかった地域が減り、各公共施設や中心市街地への足として、自動車の運転ができない人も活動範囲を広げることができます。
知多市の総人口は平成29年6月現在85,878人で、うち65歳以上の人口は22,482人、高齢化率は26.2%となっています。2040年には総人口は75,765人と推計され、65歳以上の高齢者は24,787人(高齢化率32.7%)と高齢化が進むと予測されています。
知多市では「高齢者が 住み慣れた地域で いきいきと暮らせる まちづくり」を基本理念に「知多市高齢者保健福祉計画第6次改訂(平成27年度~29年度)」を策定しました。
その基本目標のひとつとして「健康づくり・介護予防の推進」があげられます。具体的には、市社協や高齢者相談支援センターとの連携による、地域ふれあいサロン等自主的に活動するグループへの介護予防プログラムの提供や、老人クラブや地域ふれあいサロン等地域に出向いての出前講座による介護予防の推進や健康づくりについての普及啓発などを行います。
また認知症対策としては、認知症について正しい知識をもち、認知症の方やその家族を見守り支援する認知症サポーターの養成講座の開催や、徘徊高齢者あんしんネットワーク事業の推進、認知症の進行にあわせて適切なサービスを受けるための認知症ケアパスの作成・周知、認知症地域支援推進員の配置などを行っています。介護者への支援としては認知症介護に関連する研修、講座の実施や、日常の介護から一時的に解放されるよう、介護者リフレッシュ交流会等を開催し、家族の介護に係る心身の負担の軽減を支援しています。
平成28年現在、知多市には介護施設が87施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は9.73施設で愛知県平均(11.91施設)を下回っています。しかし入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり67.33人で、愛知県平均の61.93人をやや上回っています。
知多市では、市内に不足する施設の把握に努め、必要な施設の整備を行うとともに、利用者の状態や希望に沿ったサービスの提供に努めるとしています。
参考:知多市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照