資料請求・見学は無料です。
大府市は、愛知県西部、知多半島の北端に位置する市です。知多半島の市町では阿久比町と共に海に面していません。市域の大部分はなだらかな丘陵です。市の東部を境川が、市のほぼ中央部を鞍流瀬川が流れ、小規模な沖積平野を形成しています。
丘陵部は戦後愛知用水の開通によりその大部分が急激に園芸用地や住宅地へと変貌を遂げましたが、市北部には広大な森林も残されています。
緑鮮やかな公園も多く、一年を通して季節の花や虫たちに出会えます。堤防沿いに咲くカラシナや池に浮かぶスイレンなどの華やかで美しい光景も見られます。さくらまつりやつつじまつりなど、にぎやかなイベントも開催されます。夏にはヒメボタルが飛び交い、豊かな自然が数多く、暮らしやすいまちになっています。
市域は、北部が名古屋市に、東部が三河地方に接し、南部が知多半島に臨み、古くから交通の要衝として発展してきました。現在では国道155号・366号、県道57号などの主要道が市内を横断し、北部には伊勢湾岸自動車道、国道23号が東西に走り、西部には知多半島道路が南北に走っています。鉄道は鞍流瀬川に沿ってJRが走っています。
市内を走る市営「ふれあいバス」は70歳以上の方は無料で利用できます。(「ふれあいパス70」の提示が必要です)
大府市の総人口は平成29年3月現在91,384人で、うち65歳以上の人口は19,073人、高齢化率は20.9%となっています。2040年には総人口は91,497人とほぼ横ばいに、65歳以上の高齢者は24,792人(高齢化率27.1%)と増加傾向に推計されています。
大府市では「健康長寿の『幸齢』社会づくり」を基本理念に「第6期大府市高齢者福祉計画(平成27年度~29年度)」を策定しました。
その中で「高齢者の社会参加の場づくり」、「健康で安心の持てる生活への支援」、「介護予防・介護保険事業の充実」の3施策を展開していきます。
平成21年度から社会福祉協議会に配置している地域づくりコーディネーターの配置をはじめとした地域福祉活動の推進により、ふれあいサロンの設置数は毎年増加しています。高齢者が自宅近くの徒歩圏内で気軽に通える居場所を増やすとともに、高齢者自身がサロンの担い手としても活動できるよう、初期活動費の一部補助やリーダー養成研修の補助の実施を行っていきます。
また、安心の持てる生活支援として認知症対策の推進があげられます。
大府市では認知症の人やその家族を温かく見守るため、平成21年度から、認知症サポーターの養成及びフォローアップ研修、地域での認知症徘徊捜索模擬訓練等を行っています。また平成23年度から認知症地域支援推進員を市に設置し、認知症の人やその家族への個別支援を充実させるだけでなく、大府市高齢者相談支援センターをはじめとする支援機関への助言・指導や、国立長寿医療研究センターをはじめとする関係機関との連携によるネットワーク会議の開催、平成21年度に作成した認知症に関する相談先等をまとめた「おおぶ・あったか見守りマップ」の更新・配布などを行い、認知症になっても住みやすい地域づくりを推進しています。
介護予防として地域包括支援センターは、地域の最前線に立ち、高齢者やその家族への介護サービスや生活支援に関する総合相談、権利擁護、介護予防のケアマネジメント、地域ケア会議等を通じたケアマネジメント支援しています。
平成28年現在、大府市には介護施設が109施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は13.89施設で愛知県平均(11.91施設をやや上回っています。
入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり79.63人で、愛知県平均の 61.93人を大きく上回っています。
大府市では平成29年度に認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を1ヶ所(定員18人)を整備するとしています。
参考:大府市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照