資料請求・見学は無料です。
東海市は知多半島の西北端に位置し、東西8.06キロメートル、南北10.97キロメートル、面積43.43平方キロメートルであり、西は伊勢湾に面し、北は名古屋市、東は大府市、東浦町、南は知多市に接しており、名古屋市の中心地区まで約15キロメートルに位置しています。
年平均気温は、16~17℃であり比較的温暖な地です。
愛知製鋼が本社を置くほか新日鐵住金名古屋製鐵所や大同特殊鋼の工場などが臨海部には立ち並び、愛知県の主要な工業地域である名古屋南部臨海工業地帯の一角を形成しており、産業上の拠点都市としての役割を果たしています。
「ランのまち」としても有名で、市で栽培される洋ランは、シンビジウムをはじめ胡蝶蘭やカトレアなど花の種類の豊富さが特徴です。他にもフキ、たまねぎ、いちじく等、全国有数の産地として誇れる農産物が多数あります。
市内には新宝緑地をはじめとして、多数の緑地公園が存在します。東海市では緑ゆたかなまちづくりを目指し、都市の環境づくりに欠かせない緑を出来るだけ保全しながら増やしていく取り組みを積極的に行っています。
交通面では、高速道路ネットワークを形成する伊勢湾岸自動車道や名古屋高速4号東海線が開通し、今後東海市の南北を縦貫する地域高規格道路である(都)西知多道路の整備が西知多産業道路の拡幅により予定されているなど、広域交通ネットワークの結節点となっています。
鉄道ネットワークは、名鉄常滑線と名鉄河和線が南北方向に通っており、市内に8つの駅があります。
市内の移動手段として知多乗合バスと、市営バス(らんらんバス)があります。高齢者の積極的な外出を促し、健康寿命の延伸等を図るため、75歳以上の方のらんらんバス利用運賃を無料にする事業も開始されています。(東海市に住民票のある方のみ)
東海市の総人口は平成29年5月現在114,526人で、うち65歳以上の人口は22,691人、高齢化率は19.8%と愛知県平均(24.19%)を下回っています。2040年には総人口は105,397人と減少、65歳以上の人口は28,780人(高齢化率27.3%)と増加傾向に推計されています。
東海市では「第3次東海市総合福祉計画(平成26年度~平成35年度)」を策定しています。
施策の1つとして介護が必要な高齢者の支援があげられます。具体的な事業としては介護保険事業の実施、要介護高齢者援護扶助費の支給、要介護高齢者タクシー利用助成制度、配食サービス運営事業などです。
また、高齢者の相談体制の充実として、平成24年度から高齢者支援ネットワークセンターを設置、平成25年度から高齢者相談支援センター(包括支援センター)に地域コーディネータを配置するなど、相談や連携機能の強化を図っています。
認知症対策としては、認知症サポーター養成講座や認知症フォーラムなどを開催し、地域住民や関係機関に認知症に対する正しい知識・理解を深める機会を提供し、認知症の方が地域の一員として社会参加できる体制づくりを進めています。また認知症に関する相談先の周知を図り、認知症の早期発見、早期相談及び早期対応に努めるために、ケアパスを用いて、認知症に対する偏見や不要な不安を持つことなく、気軽に相談につながるきっかけづくりを推進しています。
平成28年現在、東海市には介護施設が105施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は9.83施設と愛知県平均(11.91施設)をやや下回っています。入所型施設の定員数は619で、75歳以上1千人あたりの定員数は57.93人となっています。
参考:東海市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照