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岐阜県の最南端に位置し、西部・南部を三重県に、東部を木曽・長良川によって愛知県に隣接しています。市の中央部を流れる揖斐川以東の地域は平地が広がり、以西は急峻な養老山地とその裾野に広がる扇状地・平地からなっています。一方、北部は、養老郡、安八郡に接し、東に羽島市に接しています。
東海地方の代表的河川である木曽・長良川が東境を、揖斐川が中央部を流れ、市域内には北端を流れる大榑川、内水排水路としての役割も持つ大江川、中江川、養老山地の水を集める津屋川が流れています。これらの河川は、豊かな自然生態系が維持・保全され、住民の生活に密着しやすらぎと潤いを与え、肥沃な土壌に培われた豊かな田園地帯をもたらしています。
また、西部には、標高500~800mの小高い山々が連なる養老山地があり、山麓では、みかん園や柿園が広がっています。
気候は、冬季に伊吹おろしと呼ばれる北西風が強いものの、伊勢湾などの海洋性気候の影響を受けて概して温暖な地域です。
市の総人口は平成29年4月現在35,540人で、うち65歳以上の人口は10,780人、高齢化率は30.3%となっています。2040年には総人口は26,290人と減少するも、65歳以上の高齢者は10,416人(高齢化率39.6%)と高齢化が進むと推計されています。
海津市では「みんなで創ろう健康長寿都市」を基本理念に「海津市高齢者保健福祉計画・介護事業計画(平成27年度~平成29年度)」を策定しました。この基本理念を達成するため3つの政策目標を定めています。
一つ目は「安心介護サービスの充実」です。主要施策として、地域包括ケアシステムの充実があげられます。介護が必要になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、介護基盤の充実を図ります。
二つ目は「介護予防・生活支援の推進」です。主要施策として、介護予防・日常生活支援総合事業の推進、予防給付の充実、生活支援サービスの充実があげられます。高齢者をはじめ、すべての市民がいつまでも心身ともに健康で暮らせるまちづくりを目指します。
三つ目は「社会参加と支え合いの体制づくり」です。主要施策として、生きがいづくりの促進、安全で快適な生活の確保、支えあうまちづくりの推進があげられます。高齢者がいきいきと自立した生活を確保できるよう、生きがい活動や交流活動を積極的に推進しています。
平成28年現在、海津市には介護施設が52施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は11.08施設で岐阜県平均(12.20施設)を下回っています。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり68.63人で、岐阜県平均の75.51人を下回っています。
国において「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」が策定されるなど、認知症対策に対する社会的要請は大きく、海津市においてもその重要性を念頭に置いて施設整備に努めるとしています。
参考:海津市HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照