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稲沢市は、日本のほぼ中央に位置する愛知県の西部、濃尾平野のほぼ中央に位置しています。
市域の西に接する木曽川によって堆積された肥よくな土壌と温和な気候的に恵まれ、植木・苗木・盆栽の生産、野菜等の栽培に適した条件を備えており、大都市近郊に位置しながら、水と緑に恵まれています。祖父江町のぎんなんは稲沢市の特産として名高く、町には樹齢100年を超えるイチョウの大木が多く存在します。町が黄金色に染まる晩秋には、そぶえイチョウ黄葉まつりも開催され多くの人で賑わいます。
かつて農業のまちとして発展してきた稲沢市ですが、最近では大型ショッピングセンターの進出や住宅建設が進み、名古屋都心から交通至便な場所として人気を集めています。
また重要文化財・県指定文化財の数は計194件と県内でも有数で、特に仏像・仏教絵画などの優れた仏教美術が集中して残されています。稲沢の文化財に優れた仏教美術が多いことは、奈良時代に稲沢市域に尾張国分寺や国分尼寺、国府が置かれていたことに関係すると思われ、歴史の面でも注目を集める町になっています。
市内にはJRと名古屋鉄道が走っており、名古屋まで10分程度、岐阜まで15~20分程度と近隣都市へのアクセスも便利です。
市内の移動手段としては名鉄バス、稲沢市コミュニティバス・コミュニティタクシーなどがあります。
稲沢市の総人口は平成29年4月現在137,692人で、うち65歳以上の人口は35,837人、高齢化率は26.0%となっています。2040年には総人口は111,867人とやや減少傾向に推計される一方、65歳以上の人口は38,379人(高齢化率34.3%)と高齢化が予測されています。
稲沢市では「介護予防と重度化予防策の充実」、「在宅医療・介護連携の推進」、「地域への参加・地域とのつながりの大切さを啓発する」の3つの課題をもとに「介護保険事業計画・高齢者福祉計画(平成27年度~29年度)」を策定しました。
重点的な取り組みの一つとして、「介護が必要になっても安心して暮らせるまちづくり」があげられます。認知症に関しては、医療機関との連携による講座や教室の開催、認知症サポーターの養成講座の実施、予防対策の充実など多様な対策がとられています。
また地域における認知症支援体制の確立として、認知症家族会の育成支援、認知症ケアパス(状態に応じた適切なサービス提供の流れ)の活用、認知症徘徊高齢者等ネットワークの構築などが進められています。
平成28年現在、稲沢市には介護施設が163施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は10.62施設です。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり62.54人で、愛知県平均の 61.93人とほぼ同じ状況です。
稲沢市では高齢者に配慮した公営住宅の確保を図るとともに、高齢者の居住に配慮した市営住宅等の適切な維持・管理に努め、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームについては、原則市街化区域での整備とし、市街化調整区域での整備については地域の実情をふまえて必要性等を勘案し、真に必要な場合のみ整備を進めるとしています。
参考:稲沢市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照