資料請求・見学は無料です。
郡上市は岐阜県のほぼ中央部に位置しています。東部は下呂市に、北部は高山市に、西部は関市、福井県大野市に、南部は美濃市、関市に接しています。
平成の大合併前の旧郡上郡7町村全域を市域としているため1000平方㎞以上と広大で岐阜県内では隣の高山市に次いで面積が広い市です。 北に行くほど標高が高く、市の最高峰は標高1,810mの銚子ヶ峰です。
大日ヶ岳が長良川の源流となる山で市域のほとんどは長良川の流域です。東端は飛騨川の支流、北端は九頭竜川の支流の流域に属します。人口の多くは旧郡上郡の政治・経済の中心である八幡町と福井県への玄関口であり交通の要所である白鳥町に集中しています。
経済は観光関連産業の比率が高くなっており、特に夏季の「郡上おどり」は期間中延べ30万人超もの人が訪れます。また高鷲・白鳥・明宝・大和地域にスキー場があり、冬季レジャー施設も充実しています。
神社・仏閣が多いところも城下町郡上八幡の特徴です。
郡上市八幡町、通称「郡上八幡」は、1559年に遠藤盛数(えんどうもりかず)が八幡山に城(砦)を構えて以来、城下町として発展しました。今でも職人町・鍛冶屋町・殿町・大手町・桝形町など城下町としての地名が各所に残っており、古い町並みも残っています。また、江戸時代に整備が始まったとされる水路が、町中を縦横無尽に張り巡らされており、せせらぎの音が心地良く響いています。
市の総人口は平成27年の国勢調査では42,090人、うち65歳以上の人口は14,604人、高齢化率は34.7%となっています。2040年には総人口は28,788人と減少、65歳以上の高齢者は13,241人(高齢化率46.0%)と非常に高齢化が進むと推計されています。郡上市の高齢化率の推移は昭和50年代から常に全国及び岐阜県を大幅に上回っています。(資料:国勢調査)
郡上市では「みんなで創り、みんなで育む、安心して暮らし続けられるまち郡上」を基本理念に「郡上市高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画(平成27年度~29年度)」を策定しました。
郡上市の高齢化は、全国に比べかなり速い速度で進行しており、高齢者の数は確実に増加しています。特に介護が必要になる可能性が高い85歳以上の高齢者については、今後短い期間で大幅に増加するものと予測されます。こうした背景のもと、住み慣れた地域で 自分らしい暮らしをできる限り続けられるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が 一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を進めています。
具体施策として、多職種協働による郡上市地域包括ケアネットワーク研究会の開催、認知症による徘徊高齢者の見守りネットワークの構築、相談窓口の充実、高齢者の住環境の整備、認知症ケアパスの作成・普及、認知症高齢者や介護者の居場所づくり、などがあげられます。
また、高齢者がいきいきと活動するために介護予防事業の推進、地域活動への参加と促進などを行っています。
平成28年現在、郡上市には介護施設が81施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は9.49施設で岐阜県平均(12.20施設)を下回っています。また入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり62.69人で、岐阜県平均の75.51人を大きく下回っています。
市では認知症対応型共同生活介護について、第6期は介護度の低い認知症の人を対象とした施設を新たに1か所(定員18人)整備する予定で、今後も需要動向に注視しながら、新たな整備方針を検討するとしています。
参考:郡上市HP、郡上市観光連盟公式サイト、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照