資料請求・見学は無料です。
2004年2月1日に本巣町・真正町・糸貫町・根尾村が合併して誕生した本巣市は、東西17km、南北43km、総面積374.65km2で、岐阜県の南西部のほぼ中央から北端に位置し、北部は福井県と県境を、西部は揖斐郡に、南部は瑞穂市及び本巣郡北方町に、東部は岐阜市、山県市及び関市と隣接しています。
本巣市の西端を北部の山岳地帯からの大小河川のほとんどを合流する根尾川が南へ貫流しています。この河川を灌漑用水として利用し、南部の肥沃な耕地から各種の農産物を豊富に生産しています。名産品として、岐阜県発祥の「富有柿」、いちご、まくわうりなどがあげられます。またこの地で栽培されるミニバラは全国で高い評価を受け、ポットローズの出荷量は日本一を誇ります。
交通基盤は、市内を南北に縦断する国道157号を基軸として、東西に横断する国道303号、418号、主要地方道関本巣線、岐阜大野線、岐阜関ヶ原線で骨格を形成しています。
本巣市役所からは、車で県都岐阜市まで20分ほど、副県都大垣市までは30分ほど、また、名古屋の中心部まで車で1時間20分ほどです。
鉄道は、第3セクター樽見鉄道が南北に縦断し、住民の通勤、通学、買い物等日常の移動手段となっています。樽見鉄道は大垣駅(JR大垣駅)を起点に根尾樽見(所要時間約1時間)に至っています。
市営バスは無料で利用できます。(路線により運行日が異なります)
市の総人口は平成26年9月現在35,539人で、うち65歳以上の人口は9,167人(高齢化率25.8%)です。2040年には総人口は30,598人、65歳以上の高齢者は10,310人(高齢化率33.7%)と高齢化が進むと推計されています。
本巣市では「ともに支え合う 安心とほほえみに満ちたまちづくり」を基本理念に「本巣市老人福祉計画(平成27年度~平成29年度)」を策定しました。本計画では4つの基本目標に沿って施策を進めています。
一つ目は「地域で支え合う体制づくり」です。取組事項として、福祉意識の醸成、地域における見守りネットワークづくり、介護・保健・福祉・医療の連携促進、高齢者を見守る包括的支援体制の充実があげられます。
二つ目は「高齢者の日常生活を支える仕組みづくり」です。取組事項として、自立生活を支援するサービスの充実、高齢者に配慮した住環境の整備、高齢者の安全確保、高齢者にやさしいまちづくり、があげられます。
三つ目は「高齢者がいきいきと活動するための環境づくり」です。取組事項として、高齢者の就労・ボランティア活動の促進、生きがいづくり・社会参加の促進、地域における安心の居場所づくり、があげられます。
四つ目は「認知高齢者を支える仕組みづくり」です。日常生活圏域ニーズ調査結果によると、要介護認定を受けていない一般の高齢者でも90 歳以上では20%を超える人が認知機能に何らかの障害があることがわかりました。これに対し取組事項として、認知症に対する理解の促進、認知高齢者を地域で見守る体制づくり、認知高齢者の権利を守る支援の充実、があげられます。
本巣市では高齢者が介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域において生活し続けられるよう、地域における高齢者支援の拠点として地域包括支援センターを中心に関係機関等の連携を進め、市の実情にあった地域包括ケアシステムの構築を目指しています。
平成28年現在、本巣市には介護施設が50施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は11.38施設で岐阜県平均(12.20施設)を若干下回っています。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり117.18人で、岐阜県平均の75.51人を大きく上回っています。
参考:本巣市HP、本巣市観光サイト、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照