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江南市は濃尾平野の北部、清流木曽川の南岸に位置し、東西6.1km、南北8.8km、面積30.20平方キロメートルの市域を有する都市です。
地形は木曽川左岸扇状地で全般に平坦で、木曽川の恵みを受けた肥沃な扇状地であり、温暖な気候・風土と相まって、暮らしに最適な自然環境となっています。名古屋市から20km圏に位置し、公共交通機関で約20分で結ばれるなど利便性が高く、ベッドタウンとして都市化が進み、愛知県尾張北部の主要都市となっています。
また、木曽川をはさみ岐阜県側の地域との交通結節点ともなっています。
江南市の総人口は平成27年現在98,359人で、うち65歳以上の人口は25,805人、高齢化率は26.2%となっています。2040年には総人口は84,232人と減少傾向に推計される一方、65歳以上の人口は29,063人(高齢化率34.5%)と高齢化が予測されています。
江南市では介護保険事業と高齢者に関する福祉事業等を始めとする総合的な施策の内容を定めた「第6期江南市介護保険事業計画及び高齢者福祉計画(平成27年度~平成29年度)」を策定しました。
その中において重点取組とされているのが認知症ケアです。現在、認知症に関する相談への対応は、地域包括支援センターが中心となって活動しています。市民が認知症に関しての悩みや困りごとを速やかに相談できるよう地域包括支援センターの業務内容等について一層の周知に努めるとしています。また、認知症サポーター養成講座の講師役となるキャラバン・メイトの活躍の場を広げ、地域の担い手としての活動を推進しています。認知症サポーターは、地域づくりの重要な戦力として位置づけ、認知症が原因となって起こる地域での様々な問題に対しての協力者として養成します。
このような市民への認知症に関しての正しい理解を啓発する活動を通して、認知症徘徊者捜索協力体制の充実を図り、地区レベルでの捜索訓練の実施に取り組んでいます。
地域支援事業としては、要支援・要介護状態のおそれの高い方に対し、心身の状態の改善のみでなく、生活機能全体の向上を図り健康で生き生きとした生活や人生を営むことができるよう事業の実施に取り組むことなどがあげられています。
平成28年現在、江南市には介護施設が103施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は9.01施設で愛知県平均(11.91施設をやや下回っています。
入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり60.24人で、愛知県平均の 61.93人とほぼ同じとなっています。
参考:江南市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照