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瑞穂市は、濃尾平野の北西、岐阜市と大垣市にはさまれて位置しています。市の東には、清流長良川、西には揖斐川が流れ、輪中と呼ばれる水郷地帯です。
富有柿発祥の地として有名で、全国の甘柿の中でも最優秀品種として栽培されています。その名の由来は、居倉においての在来種、居倉御所(御所柿)の中で、味・色・形状共に優れていることに着目した居倉の福嶌才治が、これら接穂を得て増殖し、新品種として1892(明治25)年に「富有」と命名したのが始まりです。 1972(昭和47)年、岐阜県富有柿振興大会を記念して、富有柿の母木の脇へ「富有柿発祥の地」の石碑が建立されました。
江戸時代には、5街道の一つの中山道が通り、宿場も置かれていました。現代においても、JR東海道新幹線を使えば、東京まで3時間、大阪まで1時間半の交通至便の地となっています。
市の総人口は平成26年10月現在52,863人で、うち65歳以上の人口は9,902人、高齢化率は18.7%となっています。2040年には総人口は52,946人、65歳以上の高齢者は14,404人(高齢化率27.2%)と他市に比べると低い割合ですが高齢化が進むと推計されています。
瑞穂市では「誰もが楽しく生き活きと暮らせるまちづくり」を基本理念に「第6期瑞穂市老人福祉計画(平成27年度~平成29年度)」を策定しました。この計画において4つの基本目標を掲げています。
一つ目は「健康な高齢者が活躍できるまちづくり」です。老人クラブをはじめとする活動や生涯学習の場や仲間づくりの機会の確保に努め、高齢者の知識や経験を地域活動に生かすことにより、高齢者の生きがいづくりへの支援や社会参加の促進を図ります。
二つ目は「地域包括ケアシステムの構築に向けたまちづくり」です。高齢者が要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう、医療・介護・予防・住まい等のサービスが総合的に提供される地域包括支援ネットワークの形成を推進していきます。
三つ目は「認知症高齢者とその家族を支えるまちづくり」です。認知症状の状態に合わせて適切な支援やサービスが提供できる仕組み(認知症ケアパス)を構築し、認知症の早期発見・早期診断を推進しています。
四つ目は「安心でやさしいまちづくり」です。高齢者の地域での安全や安心で質の高い生活を送るための生活環境づくりの整備として、地域社会を支える関係機関及び団体、地域住民も含めた連携、協力体制の構築を進めています。
平成28年現在、瑞穂市には介護施設が64施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は14.25施設で岐阜県平均(12.20施設)を上回っています。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり73.69人で、岐阜県平均の75.51人を若干下回っています。
参考:瑞穂市HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照