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土岐市は、岐阜県の東南部に位置し、東は瑞浪市、西は多治見市及び可児市、南は愛知県瀬戸市、豊田市、北は御嵩町に接しています。名古屋市からは40km圏にあり、鉄道で名古屋駅まで約40分の距離にあります。市域は、東西12.49km、南北16.86km、面積は116.16平方キロメートルで、その約7割を丘陵地が占めています。
土岐市の市街地には土岐川が流れ、東には遠く恵那山や屏風山を望み、北部・南部・西部は、緑の山々に囲まれた風光明媚な地です。
周囲を山で囲まれた盆地のため、夏は国内屈指の猛暑、冬はよく晴れて冷え込みが厳しいところです。崩れやすい土岐砂礫層に覆われていますが、その下からは良質な陶土を産出し、美濃焼1300年の歴史の礎となっています。
濃尾平野と信濃を結ぶ中間に位置し、古代から東山方面への中継地となり、近世には中山道と名古屋を結ぶ下街道や中馬街道など、交通の要所でした。
土岐のまちは、約700年前に土岐源氏が基礎をつくり、江戸時代の妻木家や岩村藩の支配をへて、明治維新後は日本一の陶磁器生産地として栄えました。
市の総人口は平成29年6月現在59,184人で、うち65歳以上の人口は18,317人、高齢化率は30.9%となっています。2040年には総人口は44,603人と減少、65歳以上の高齢者は17,005人(高齢化率38.1%)と高齢化が進むと推計されています。
土岐市では「安心~みんなの笑顔が輝く土岐~ 自分らしく充実した人生をおくることができる心豊かなやさしい社会の実現」を基本理念に「土岐市高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画(平成27年度~平成29年度)」を策定しました。
高齢者が住み慣れた地域でいつまでもいきがいを持ち、安心して暮らせるために地域包括ケアシステムの構築の実現に向け、計画を推進しています。主な取り組みとして、在宅医療・介護連携の推進、認知症施策の推進、生活支援サービスの充実、地域包括支援センターの機能強化、介護予防・生活支援サービス事業の実施などがあげられます。
平成28年現在、土岐市には介護施設が98施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は11.02施設で岐阜県平均(12.20施設)を若干下回っています。また入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり57.12人で、岐阜県平均の75.51人を大きく下回っています。
今後も、要介護認定者は増加を続けていくと予想されます。土岐市では従来からの理念である居宅サービスに重点を置いた基盤整備に加え、地域生活の継続性を重視しながら、介護サービスの利用状況や施設の入所状況、高齢者数の将来推計等を勘案し、新しい施設の整備について検討していくとしています。
参考:土岐市HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照