資料請求・見学は無料です。
美濃加茂市は岐阜県の中南部に位置し、木曽川と飛騨川の合流点にあります。歌川広重が描いた浮世絵「木曾街道六十九次」の「太田」に描かれた、中山道51番目の宿場「太田宿」として賑わいを見せていました。
宿場町として栄えたまちということもあり、現在も交通の要衝(国道21号、41号、248号やJR美濃太田駅、東海環状自動車道美濃加茂インターチェンジ)として近隣市町村の商業の中心地として栄えてきました。
現在は大型商業施設や大手企業が工場を構える工業団地などがあるほか、本市特産であり約1000年の歴史がある「堂上蜂屋柿」の伝統と技術を受け継ぎ、今や全国でも有数の地域食品ブランドとして評価を得ています。
市の総人口は平成29年6月現在56,466人で、うち65歳以上の人口は12,610人、高齢化率は22.3%となっています。2040年には総人口は56,874人とほぼ横ばい、65歳以上の高齢者は17,108人(高齢化率30.1%)と高齢化が進むと推計されています。
美濃加茂市では「高齢者が笑顔で、いつまでも安心して暮らし続けられる美濃加茂市」を基本理念に「第6期美濃加茂市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(平成27年度~29年度)」を策定し、地域包括ケアシステムの構築を進めています。
重点取組として、以下の8点があげられます。①認知症施策の推進②地域ケア会議の推進③在宅医療・介護連携の推進④生活支援サービスの充実・強化⑤地域包括支援センターの機能強化⑥介護保険制度の円滑な運営⑦介護保険サービスの質の向上⑧介護予防の推進
以上をふまえて、高齢者が身近な地域において、気軽に相談でき、様々なサービスを受けることができるような体制を整備するとしています。
平成28年現在、美濃加茂市には介護施設が62施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は10.18施設で岐阜県平均(12.20施設)を下回っています。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり100.51人で、岐阜県平均の75.51人を大きく上回っています。
市では施設サービスのニーズを把握しながら、計画的な整備を進め、 第6期計画の期間(平成27~29年度)においては、特別養護老人ホーム1箇所(100 床)の新設整備を進めるとしています。
参考:美濃加茂市HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照