資料請求・見学は無料です。
碧南市は、県庁所在地の名古屋市から40Km圏内に位置しています。北は油ケ淵、東は矢作川、西・南は衣浦港と、周囲を水に囲まれ、地形的には標高約10m強の碧海台地と矢作川沖積地からなる平坦地です。
碧南市の誕生は昭和23年。新川・大浜・棚尾・旭の4か町村が合併し、愛知県で第10番目の市となりました。そして、昭和30年には明治村大字西端を合併。昭和32年に衣浦港が重要港湾の指定を受けてからは、臨海工業地域としてめざましい発展を続けています。
温暖な気候と風土に恵まれ、窯業、鋳物、醸造などの伝統産業と近代的な輸送用機器関連産業などがバランスよく存在し、さらには、商業、農業、漁業とも調和のとれた産業構造となっています。
新しい時代に向け「ひとのわで 楽しさつくる みなとまち へきなん」をキャッチフレーズに、元気で活力あるみなとまち碧南を目指しています。
鉄道は名鉄三河線が刈谷市・知立市方面と碧南中央駅を結んでいます。
市内の主な移動手段は自家用車になりますが、市は名鉄三河線(碧南~吉良吉田)の廃線に伴い、その代替交通機関として平成16年4月1日から通勤・通学の足として「ふれんどバス」の運行を開始しました。また高齢者・障害者等の交通弱者の利便を図るとともに、広く住民の地域社会参加を促進するため「くるくるバス」も運行しており、市内の人はもちろん、市外の人も無料で利用できます。こちらのバスは車いす対応リフト付きです。
碧南市の総人口は平成29年4月現在72,228人で、うち65歳以上の人口は20,260人、高齢化率は23.0%となっています。2040年には総人口は65,707人と減少するも、65歳以上の高齢者は23,205人(高齢化率35.3%)と高齢化が進むと推計されています。
碧南市では「高齢者の元気と在宅生活をみんなで支えるまちづくり」を目標に「碧南市高齢者ほっとプラン平成27年度~平成29年度」を策定しました。
市が平成25年に行ったアンケートで「要介護状態になった主な原因」の一つに「認知症(18.2%で2番目に多い要因)」が挙げられました。
市では認知症高齢者見守りネットワークの構築、認知症への理解促進(認知症サポーター養成講座の開設)、認知症本人・家族への支援、認知症ケアパスの普及などに取組み、認知症対策を行っていきます。
現行の、介護予防ケアマネジメント、総合相談及び支援、権利擁護、包括的かつ継続的ケアマネジメント業務などの包括的支援事業に加え、地域ケア会議の推進、在宅医療・介護の連携のため、「地域包括支援センター」の充実を図るとしています。
平成28年現在、碧南市には介護施設が76施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は9.71施設で愛知県平均(11.91施設)を下回っています。しかし入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり65.56人で、愛知県平均の61.93人を若干上回っています。
碧南市では平成29年度に、既存の介護老人保健施設において48床の増床を見込んでいます。
参考:碧南市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照