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津島市は濃尾平野の西部、名古屋市の西方約16kmに位置し、昭和22年3月、県下9番目の市として誕生しました。津島神社の門前町として、また交通・経済の要衝である湊町として、近世・中世を通じて繁栄してきました。
気候は春・秋は過ごしやすく、夏は高温多湿で蒸し暑く、冬は北西の風が強く吹きます。
市域には田畑が多く、様々な野鳥や植物を見ることができます。天王川公園周辺では、春の桜、初夏の藤、秋の紅葉、冬の雪景色といった四季折々の自然の情緒を味わうことができます。
市内には、津島神社をはじめ、国の重要文化財である「堀田家住宅」など昔をしのばせる名所、旧跡、町並が数多く残っています。また、「尾張津島藤まつり」、「尾張津島天王祭」、「尾張津島秋まつり」など季節に彩られた文化と伝統のまつりも多く見られます。
津島市の総人口は平成29年1月現在63,702人で、うち65歳以上の人口は17,597人、高齢化率は27.6%となっています。2040年には総人口は52,968人と減少するも、65歳以上の高齢者は20,049人(高齢化率37.9%)と非常に高齢化が進むと推計されています。
津島市では「サービス需要のさらなる増大」、「地域包括ケアシステムの構築」、「地域でいきいきと生活できる地域づくり」の3つの目標をかかげ、「第6期高齢者福祉計画・介護事業計画(平成27年度~29年度)」を策定しました。
制度面での重要ポイントとして「医療、介護、予防、生活支援、住まいが一体的に提供されるしくみの実現」、「新しい介護予防、日常生活支援総合事業の創設」、「在宅医療・介護連携の推進」、「認知症施策の充実」、「新しい地域支援事業を担う機能の強化」などがあげられます。
認知症支援施策として具体的には、認知症に関する講座・シンポジウムの開催、認知症サポータの養成講座の開催、認知症ケアパスの有効活用、認知症初期集中支援チームの設置などがあり、市民1人ひとりの意識や知識を高めて地域全体で支える環境づくりを進める、としています。
平成28年現在、津島市には介護施設が110施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は13.47施設で愛知県平均(11.91施設)を上回っています。また入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり121.72人で、愛知県平均の61.93人を大きく上回っており、施設サービスが充実している地域といえます。
市では、利用者の増大に対応できるサービス体制整備により、安心して暮らせる状況の確保に努める、としています。
参考:津島市HP、愛知県HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照