資料請求・見学は無料です。
中津川市は、岐阜県の東南端に位置し、東は木曽山脈、南は三河高原に囲まれ、中央を木曽川が流れる自然豊かなまちです。
東西28km、南北49km、総面積676.45平方キロメートル。岐阜県内で6番目に広い市で、まちのシンボル恵那山をはじめとする山々の懐に抱かれ、長い歴史を歩んできました。
古くは、東山道、中山道、飛騨街道などの交通の要衝として栄え、中核工業団地の完成により企業も多数立地し、商工業都市として成長してきました。一方、日本三名泉にも指定されている下呂温泉に接した自然豊かで四季折々の癒しを堪能できる街でもあります。中津川市の中心地には中山道の宿場町、中津川宿で栄えた街並みもあり、秋には名産の栗きんとんを味わいながら中山道を散策できます。
また、広大な森林から産出される東濃桧を代表として、優れた農産物などを産出する農林業地域でもあり、地場産業の盛んな都市です。2027年にはリニア中央新幹線の岐阜県駅と中部総合車両基地ができます。リニアを活かすまちづくりを進め「住み続けたい、住んでみたいと思うまち」を目指しています
市の総人口は平成26年4月現在81,820人で、うち65歳以上の人口は23,909人、高齢化率は29.2%となっています。2040年には総人口は58,568人と減少するとともに65歳以上の高齢者も23,254人と減少しますが、高齢化率は39.7%と高齢化が進むと推計されています。
中津川市では、「高齢者が住みなれたまちで、健康で、生きがいをもって、いつまでも安心して尊厳を持ち、自立した暮らしができる社会の実現」を計画の理念として第6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(平成27年度~平成29年度)を策定しました。具体的に以下の5つに重点を置いています。
一つ目は、ライフステージに応じた健康づくりの推進、高齢者の生きがい活動の支援などの「健康づくりを核とした高齢者の生きがいと介護予防の推進」です。
二つ目は、地域ケア会議による関係機関の連携の強化、在宅医療の充実の支援、地域総合資料センターの体制の充実などの「在宅医療の充実と医療と介護の連携強化」です。
三つ目は、認知症みまもり事業の推進など「認知症予防対策・認知症高齢者施策の充実」です。
四つ目は介護保険サービスに関わる支援体制の充実、施設・居住系サービスの基盤強化の推進、介護給付の適正化の推進などの「一人ひとりにあった介護サービスの充実」です。
さいごに、高齢者の移動支援の推進、介護者の心身の負担の軽減、地域住民による高齢者の支援等の「在宅支援の充実」です。
中津川市では「自助・共助・公助の協働」の共通理解と役割の明確化のもと、計画を進めていくとしています。
平成28年現在、中津川市には介護施設が137施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は10.46施設で岐阜県平均(12.20施設)を下回っています。入所型施設の定員数も75歳以上1千人あたり71.62人で、岐阜県平均の75.51人を下回っています。
制度改正に伴い、介護老人福祉施設のサービス利用は原則要介護3以上となったことから、軽度の待機者の受け皿として居住系サービスのニーズが高まっています。市では今後の動向を見極め適正な基盤整備を図っていくとしています。
参考:中津川市HP、中津川観光協会HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照