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関市は岐阜県の中央部(中濃地方)に位置し、岐阜市に隣接、名古屋市から約40kmの距離にあります。2005年(平成17年)の合併により美濃市を挟むようにV字型の市域になりました。
古くから東西文化の要衝にあり、京都から飛騨に通じる交通の分岐点として栄えたこの地に関所が置かれたのが「関」の地名の起こりと言われています。
鎌倉時代より幾多の刀匠が育った「刃物のまち」として、刃物を中心とする産業をはじめ、岐阜県を代表する自然や名所・旧跡も多く、四季を通じて楽しめます。
初夏から秋(5月 - 10月)にかけて長良川で行われる鵜飼、毎年10月「体育の日の前の土・日曜日」に開催される刃物祭りには市外からも多くの人が足を運びます。
市の総人口は平成29年6月現在89,722人で、うち65歳以上の人口は25,196人、高齢化率は28.1%となっています。2040年には総人口は74,150人と減少するも、65歳以上の高齢者は26,401人(高齢化率35.6%)と高齢化が進むと推計されています。
関市では「みんなの支え合いで創る安心と生きがいのある健康長寿のまち」を基本理念に「第6期せき高齢者プラン21(平成27年度~平成29年度 介護保険事業計画・老人福祉計画)」を策定しました。
高齢者が住み慣れた地域で日常生活を送るための「関市らしい地域包括ケアシステム」の構築に向けて次の4点が重点的な取組として設定されています。
まず「日常生活を支援する仕組みづくりの推進」です。介護予防給付の一部が切り離されることも踏まえ、多様な主体による生活支援サービスの充実を目指しています。
次に「在宅医療・介護連携の推進」です。退院支援、日常の療養支援、緊急時の対応、看取り等様々な局面で医療と連携を図ることのできる体制づくりを整備し、高齢者が住み慣れた自宅で暮し続けることができる環境をつくります。
続いて「認知症施策の推進」です。認知症ケアパスを確立しながら、早期診断・対応等、本人・家族への支援を実施する体制を構築し、今後増加する認知症高齢者に適切に対応していきます。
最後に「高齢者の生きがいづくり・健康づくりの推進」です。高齢者が元気で暮らし続けられるよう、就労機会の拡大、生きがいづくり、健康づくりの取組を充実するとともに、元気な高齢者自身が支援の担い手となれるような仕組みづくりをめざしています。
平成28年現在、関市には介護施設が138施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は11.63施設で岐阜県平均(12.20施設)を下回っています。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり79.63人で、岐阜県平均の75.51人を上回っています。
市では今後も要介護認定者が増加することを見込んでおり、需要を把握しつつサービスを提供していくとしています。
参考:関市HP、関市観光協会HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照