資料請求・見学は無料です。
多治見市は、昭和15年に誕生しました。古くから陶磁器やタイルなど美濃焼の産地として発展し、昭和50年代の丘陵部の宅地開発や平成18年の土岐郡笠原町との合併などにより、現在では11万7千人を超える東濃地方の中核都市となりました。
開山700年の虎渓山永保寺、設立80年の神言修道院、美濃陶芸の人間国宝を4人輩出するなど、長い歴史に裏打ちされた人を育てる文化を礎に、企業誘致や岐阜県No.1の教育環境、地域医療の充実など、「人が元気!町が元気!多治見」を目標として、まちづくりを進めています。
「日本一暑い町」として観光誘致活動を行っており、過去最高気温は平成19年8月16日に記録した40.9度です。
多治見には、個性あふれる美濃焼が並ぶショップやギャラリー、手軽に陶芸が体験できる作陶施設も充実しており、まさに陶都と呼ぶにふさわしい美濃焼文化が息づいています。
また、歴史ある窯元や古い町並、荘厳で風格のある古刹や修道院、市内を流れる清流土岐川や緑あふれる公園など、心癒される見所も満載です。
市の総人口は平成29年4月現在112,145人で、うち65歳以上の人口は32,017人、高齢化率は28.5%となっています。2040年には総人口は84,893人と減少するも、65歳以上の高齢者は33,800人(高齢化率39.8%)と高齢化が進むと推計されています。
多治見市では「いつまでも元気で、地域で支え合うまち」を基本理念に「多治見市高齢者保健福祉計画2015(平成27年度~平成29年度)」を策定しました。
重点施策の「地域包括ケア」の構築として、要介護状態の高齢者が生活を続けていくための医療との連携、要介護状態にならないための予防の推進、身近な地域資源を活用することによる生活支援・福祉サービスの提供、高齢者に対する住宅の推進、要介護高齢者の増加にあわせた介護保険サービスの充実などがあげられます。
認知症施策の推進としては認知症に対する理解と啓発、認知症相談窓口の周知、推進体制の整備があげられます。
いずれの施策においても、地域福祉活動がつくり出される土壌を整えるためには、高齢者のみならず若い世代が老後を考える機会を提供することが必要だと多治見市では考えています。
平成28年現在、多治見市には介護施設が195施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は14.18施設で岐阜県平均(12.20施設)を上回っています。しかし入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり70.82人で、岐阜県平均の75.51人を下回っています。
参考:多治見市HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照