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高山市は、飛騨地方に位置する市で、面積は2,177.61平方キロメートルと全国で最も広い市で、その広さは東京都に匹敵します。ただし、山林が市域の92%あまりを占めているため可住面積は限られています。
高山市の中心市街地には江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されており、その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれています。観光ガイドでは飛騨高山と記され、全国各地から毎年非常に多くの人が観光に訪れます。また最近は、「日本の原風景を残す街」として紹介され、日本国外からの観光客も増加しています。
盆地であるため夏は暑く、冬は寒さが厳しく降雪量も多い地域です。
市の総人口は平成29年4月現在89,265人で、うち65歳以上の人口は28,118人、高齢化率は31.5%となっています。2040年には総人口は67,393人と減少するも、65歳以上の高齢者は26,689人(高齢化率39.6%)と高齢化が進むと推計されています。
高山市では「やさしさにつつまれ健やかに暮せるまち」を基本目標に設定し、「高山市老人福祉計画・第6期介護保険事業計画(平成27年度~平成29年度)」を策定しました。計画において、地域包括ケアシステムの構築に向けての中心的役割を担う機関として、地域包括支援センターの機能強化を図るとしています。
また住み慣れた地域で生活が続けられるように在宅医療と介護の連携を推進しています。
さらに、認知症の症状がある要介護(支援)認定者数が年々増加傾向にあることから、認知症高齢者への支援にも重点的に取り組んでいます。
早期発見・早期対応に向けて医療や介護サービスの情報を体系的に整理し、資料化した認知症ケアパスの普及、認知症地域支援推進員の設置、自立生活のサポートを行う認知症初期集中支援チームの設置などを行っています。
また、認知症高齢者及びその家族への支援として、認知症サポーターの養成などを行っています。
平成28年現在、高山市には介護施設が179施設あります。75歳以上1千人あたりの施設数は12.64施設で岐阜県平均(12.20施設)とほぼ同等となっています。入所型施設の定員数は75歳以上1千人あたり68.27人で、岐阜県平均の75.51人を下回っています。
高山市の施設サービスの利用状況は、全国及び岐阜県の平均と比較して利用が多くなっています(平成27年高山市調べ)。
市ではサービス付き高齢者向け住宅事業の登録の普及を促進するとともに、加齢対応構造等を備えた市営住宅の整備について、高山市営住宅整備計画において検討するとしています。
参考:高山市HP、高山市観光協会HP、日本医師会地域医療情報システムHP,wikipedhia参照