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伝統工芸「有松・鳴海絞り」で有名な緑区は名古屋市の東南部に位置し、東西に扇川、西部区界に天白川、南部に大高川が流れ、平地とゆるやかな丘陵地で形成され、大高緑地をはじめとする公園、緑地が多く、恵まれた自然環境にあります。広い範囲で土地区画整理事業が行われ、地下鉄桜通線野並・徳重間の開業や、名古屋第二環状自動車道の併用開始など、近年新しい市街地づくりが進むなどめざましい発展を遂げつつあります。
緑区の人口は名古屋市16区の中で最も多く238,700人となっています。(平成29年5月現在)
そのうち65歳以上の人口は50,238人で区総人口の21.0%に当たります。名古屋市全体の高齢化率は23.5%ですので緑区は若干低いといえます。とはいえ、区の人口が多いため65歳以上の人口も緑区が名古屋市で最も多くなっています。また2040年には高齢化率は30%を超えると推計されています。
そのため緑区では「緑区区政運営方針(みどりっちプラン)」の取り組みの中で「人にやさしい福祉・保健のまちづくり」を掲げています。その中で認知症カフェなどの取り組みを自主的に展開できるようにその養成や活動を支援したり、困りごと相談の場であるサロン付きボランティアセンターを地域住民と開催したりしています。
また「高齢者はつらつ長寿推進事業」を展開し、区内16ヶ所の会場に専門職員が毎週巡回し、地域のボランティアさんと一緒に健康体操・趣味やレクリエーションを通じて生きがいのある生活支援・社会参加の機会を提供しています。
さらに名古屋市と併せて、「いきいき支援センター(地域包括支援センター)」では、高齢者やそのご家族が住みなれた地域でいつまでも安心して生活していけるよう社会福祉士・保健師・主任介護支援専門員などがそれぞれの専門を活かして無料で相談支援を行っています。
平成29年5月現在、緑区には有料老人ホームが39施設(定員1,460人)あります。他の入居型施設の定員とあわせてみてみると、75歳以上1千人あたりの定員数は68.7人で名古屋市平均の65.8人をわずかながら上回っています。
参考:名古屋市(緑区役所)HP、(社福)名古屋市緑区社会福祉協議会HP、(社福)名古屋市社会福祉協議会HP、日本医師会 地域情報システムHP,wikipedhia参照