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名古屋の北東部に位置する守山区は、東濃や木曽などの山間部に最も近いため緑豊かな自然が残っています。
しかし、2001年(平成13年)ゆとりーとラインが開通とともに、竜泉寺街道の拡幅や土地区画整理などの大型開発が進み、大型ショッピングセンターが進出するなど宅地化が始まりました。
名古屋市内で唯一地下鉄が通っていませんが、区の東西に名古屋鉄道が、南北にゆとりーとラインが走り、JR中央線も通っています。
守山区の人口は171,580人で名古屋市では3番目に多い区となっています。(平成29年5月現在)
そのうち65歳以上の人口は40,040人で区総人口の23.3%に当たります。2040年には総人口は172,534人と現在とほぼ変化がないように推計されていますが、一方で65歳以上の高齢者数は54,866人(高齢化率31.8%)に増加すると推計されています。
守山区の平成29年度運営方針では「高齢者支援事業の充実」を掲げています。その中で老人クラブ活動の支援や男性高齢者の社会参加の支援、高齢者が自立した生活を送るための支援を行っています。
推進事業としては高齢者ふれあい・いきいきサロンづくりやボランティア給食サービスなどがあげられています。
また「高齢者はつらつ長寿推進事業」を展開し、区内8ヶ所の会場に専門職員が毎週巡回し、地域のボランティアさんと一緒に健康体操・趣味やレクリエーションを通じて生きがいのある生活支援・社会参加の機会を提供しています。
さらに名古屋市と併せて、「いきいき支援センター(地域包括支援センター)」では、高齢者やそのご家族が住みなれた地域でいつまでも安心して生活していけるよう社会福祉士・保健師・主任介護支援専門員などがそれぞれの専門を活かして無料で相談支援を行っています。
平成29年5月現在、守山区には有料老人ホームが名古屋市内最多の65施設(定員1,742人)あります。介護施設数の合計は303施設あり、75歳以上1千人あたりの施設数は16.1施設で名古屋市平均の13.8施設を上回ります。政令指定都市である名古屋市内にあって、比較的安価で広めの敷地を確保しやすいことが大きな要因ではないでしょうか。
参考:名古屋市(守山区役所)HP、(社福)名古屋市守山区社会福祉協議会HP、(社福)名古屋市社会福祉協議会HP、日本医師会 地域医療情報システムHP,wikipedhia参照