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名古屋市の南西部に位置する港区は中部圏の海の玄関であり、また、日本を代表する国際貿易港である名古屋港を擁した工業地域である一方、南陽地区を中心に農業振興地域が広がる米作地域でもあります。
ガーデンふ頭を中心にウォーターフロントを生かしたまちづくりが着々と進められ、南極をテーマにした名古屋港水族館、海洋博物館を備えたポートビルなどは、市民に親しまれる海洋文化・レクリエーションの拠点となっています。
また、名古屋港を横断する伊勢湾岸自動車道が平成10年3月に開通し、夜間美しくライトアップされた名港トリトン(名港三大橋)は新しい港のシンボルとなっています。平成29年には金城ふ頭にレゴブロックのテーマパークである「レゴランド」が開業しますます賑わいをみせています。
区の西部には、日光川公園に国内最大級のプールとしてサンビーチ日光川、花と水と自然を取り入れた施設として農業文化園、戸田川縁地にはバーベキューガーデンや、とだがわこどもランドも整備され、新たな港区の一面を見せています。また、港文化小劇場は市民の多様な文化創造活動の場としての役割を担っています。
産業とアメニティの調和を図りながら、魅力にあふれた住みたくなるまちに変貌していく港区の今後の発展が大きく期待されています。
港区の人口は144,502人となっており、そのうち65歳以上の人口は36,048人で区総人口の25%に当たります。(平成29年5月現在)平成17年度の17.5%と比べおよそ10年間で急激に増加しています。さらに2040年には総人口122,423人に対し、65歳以上の高齢者数が43,026人(高齢化率35.1%)になると推計されています。
港区では高齢者が住み慣れた地域で安心して元気に暮せるための地域づくりや在宅医療と介護の連携など「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題としています。
港区社会福祉協議会では、住民相互の助けあいの輪を広げ、地域の人々が交流を持ちながら安心して生活が続けられるよう、高齢や障害、病気やケガ等により日常生活を営む上で支援を必要とする人と支援できる人をむすび、家事や外出時の付添いなどを行うための「おむすびサービス(有償在宅福祉サービス)を行っています。
また区内在住の70歳~74歳のひとり暮らし高齢者を対象に、孤立予防や地域の社会資源とのつながりのきっかけを作るために高齢者バスハイクなども実施しています。
さらに「高齢者はつらつ長寿推進事業」を展開し、区内8ヶ所の会場に専門職員が毎週巡回し、地域のボランティアさんと一緒に健康体操・趣味やレクリエーションを通じて生きがいのある生活支援・社会参加の機会を提供しています。
名古屋市と併せて、「いきいき支援センター(地域包括支援センター)」では、高齢者やそのご家族が住みなれた地域でいつまでも安心して生活していけるよう社会福祉士・保健師・主任介護支援専門員などがそれぞれの専門を活かして無料で相談支援も行っています。
平成29年5月現在、港区には有料老人ホームが15施設(定員644人)あります。他の入居型施設の定員数とあわせてみてみると、75歳1千人あたり定員数は85人で、名古屋市平均の65.8%を大きく上回っています。
参考:名古屋市(港区役所)HP、(社福)名古屋市港区社会福祉協議会HP、(社福)名古屋市社会福祉協議会HP、日本医師会 地域情報システムHP,wikipedhia参照