資料請求・見学は無料です。
熱田区内には、熱田神宮を始め断夫山古墳や白鳥古墳、また、江戸時代に街道一の賑わいをみせたといわれる宿場の面影を残す七里の渡し船着き場跡(宮の渡し公園内)など、歴史的文化遺産が数多く点在しています。熱田神宮周辺は典型的な下町で、中区大須地区などと並んで名古屋の風情を色濃く残しています。
デザイン都市名古屋のシンボルともいえる名古屋国際会議場は、日本最大級のコンベンション施設として平成6年に全館オープンしました。現在、国際交流の場として、国際会議・式典・コンサートなどに広く利用されています。
一方、日比野地区の市街地再開発事業や金山駅前地区の総合整備事業が進められています。また、国際会議場や白鳥庭園に隣接して流れる堀川は、マイタウン・マイリバー事業として散策路や船着場などの水辺整備が着々と進められています。堀川の水質向上につとめ、高齢者から若い世代まで幅広く愛される親水空間としての魅力を高めることが目的です。
歴史と文化のまち、熱田区にも新たな息吹が感じられ、利便性と快適性に優れたうるおいとやすらぎのある区として、ますますの発展が期待されています。
鉄道はJR、名古屋鉄道、市営地下鉄が走っており、南部の副都心である金山総合駅で乗り換えることができます。
(金山駅のJRと地下鉄の駅設備は中区に属しますが、熱田区側からも利用できます。)
平成29年5月現在、熱田区の総人口は名古屋市16区で最も少ない65,106人で、うち65歳以上の人口は16,680人で高齢化率は25.6%です。
2040年には総人口は57,632人に減少する一方、65歳以上の高齢者数は20,837人(高齢化率36.2%)まで増加すると推計されています。
熱田区では高齢者が住み慣れた地域で安心し、いきいきと暮らせることができるよう「地域包括システム」を推進しています。
まず「高齢者の健康づくり・仲間づくりの推進」として、「熱田いきいき体力測定会」を開催し、体力を『把握する機械の提供とその結果を踏まえての健康維持のアドバイスにより、健康維持の意識を高めてもらうように努めます。また老人クラブ活動のPRを積極的に行い、高齢者の仲間づくりを支援し、運動・高齢者サロン・ボランティア活動などの取り組みを支援する「みんなでのばそう健康寿命」を実施しています。
認知症施策としては、認知症サポーターの養成や区民を対象とした講演会を開催しています。また、認知症による“はいかい高齢者”への声かけや連絡に関する「はいかい高齢者おかえり支援事業模擬訓練」を実施します。さらに認知症予防の一助として、福祉会館職員による出張回想法に加え、回想法を取り入れた「なつかし映画会」を実施します。
また名古屋市と併せて、「いきいき支援センター(地域包括支援センター)」では、高齢者やそのご家族が住みなれた地域でいつまでも安心して生活していけるよう社会福祉士・保健師・主任介護支援専門員などがそれぞれの専門を活かして無料で相談支援も行っています。
平成29年5月現在、熱田区には有料老人ホームが7施設(定員281人)あります。有料老人ホームの数だけをみると少なく感じますが、他の入居型施設の定員数とあわせてみてみると、75歳以上1千人あたりの定員数は73人で名古屋市平均の65.8人を上回っています。
参考:名古屋市(熱田区役所)HP、(社福)名古屋市熱田区社会福祉協議会HP、(社福)名古屋市社会福祉協議会HP、日本医師会 地域医療情報システムHP,wikipedhia参照