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名古屋市の中核に位置する中区には大きな商業施設及び、愛知県庁や名古屋市役所などの行政機関も集中しています。また名古屋市における都市銀行や地方銀行の拠点となる金融機関が林立しており、中部地方の経済の中枢となっています。
一方、名古屋城や大須観音をはじめとした文化財や名古屋ボストン美術館や御園座など観光スポットも多数存在します。2010年に建設が完了した白川公園内にある名古屋市科学館のプラネタリウムは世界最大の大きさを誇ります。
経済と文化が融合した地区が中区です。
JR、私鉄、地下鉄各線が走っており、近距離長距離ともに移動が便利です。一般路線バスも多く、道路も広く整備されており交通アクセスの良い立地となっています。
中区の平成29年度5月現在の区総人口は81,992人、うち65歳以上の人口は16,159人で高齢化率は19.7%となり名古屋市では最も低い割合となっています。
それでも2040年には区の総人口は73,936人、うち65歳以上の人口は25,721人と推計されており、高齢化率は34.8%と高齢化の波は避けられない状況だと推測されます。
中区では名古屋市と連携して地域包括ケアシステムを推進しています。中区としては区の実情に応じた地域課題を検討するため認知症専門部会、生活支援専門部会、在宅医療・介護連携部会の3つの専門部会を設置しています。
認知症の方や家族への支援としては家族サロンやもの忘れ相談医による専門相談や認知症サポーターの養成を行っています。また高齢者の自立した生活支援としてサロン活動者研修・交流会、見守り支援員による活動・電話相談、音読広場の開催を実施しています。高齢者の介護に関する普及啓発活動としては、介護に関する総合イベント「介護まつり in なか」を中区役所で開催しています。
平成29年5月現在、中区には有料老人ホームが15施設(定員1,011人)あります。他の入居型施設の定員数とあわせると、75歳以上1千人あたりの定員数は67.1人で名古屋市平均の65.8人をわずかながらも上回り、介護職員数も他区とくらべても多くなっています。
参考:名古屋市(中区役所)HP、(社福)名古屋市中区社会福祉協議会HP、日本医師会(地域医療情報システム)HP,wikipedhia参照