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東区の南部は、錦通・桜通を中心に、大企業の本社・支社などのビルが立ち並び、経済活動の拠点としての役割を担っており、さらに愛知芸術文化センターがあり、芸術文化の施設も充実しています。
北西部から中心部にかけてはおおむね閑静な住宅地となっており、北部は、大曽根地区の都市改造など都市計画事業による新しいまちづくりがすすめられています。
東部では、高層住宅が林立しています。
区内には尾張徳川家ゆかりの神社・仏閣も多く、徳川美術館や蓬左文庫には国宝、重要文化財など数々の名品が収蔵展示されています。また、市の町並み保存地区に指定されている「白壁・主税・橦木」地区は、江戸時代の武家屋敷の面影と戦前の高級住宅地の雰囲気を残しており、都心の雑踏を忘れさせる情緒が香ります。
また、ナゴヤドームでは、プロ野球や各種のイベントが開催され、名古屋の名所になっています。
その他、区内ではガイドウェイバス「ゆとりーとライン」、文化小劇場・図書館・スポーツセンター等の複合施設「カルポート東」、栄公園「オアシス21」などがあり、新しい息吹と伝統が調和する活気あるまちづくりに向けて一層の努力が続けられています。
東区は名古屋市の中心部に所在する区であるため、鉄道・道路などの交通網は名古屋市内の中でも充実していると言えます。しかし、都心部であるがゆえに区内の道路は混雑することも多く、定時性の面で不安があることも事実です。
東区は中区と並び名古屋の都心を構成する行政区であり、長年ドーナツ化現象によって人口が減少していましたが、近年になって大曽根駅周辺の再開発やマンションの建設ラッシュなどで再び人口が増え始めています。
東区の総人口は75,690人で、うち65歳以上の人口は16,680人で高齢化率は22.4%です(平成29年5月現在)。
2040年には総人口は62,989人に減少する一方、65歳以上の高齢者数は22,153人(高齢化率35.2%)まで増加すると推計されています。
東区の高齢者施策としてまず認知症高齢者への支援の充実があげられます。医師・看護師・社会福祉士による「認知症初期集中支援チーム」が早期に認知症による問題を解決し、認知症高齢者やその家族の集いの場となる「認知症カフェ」の開催を推進したり「認知症サポーター」を養成し、地域での活動を支援したりしています。
ならびに「高齢者はつらつ長寿推進事業」を展開し、区内8ヶ所の会場に専門職員が毎週巡回し、地域のボランティアさんと一緒に健康体操・趣味やレクリエーションを通じて生きがいのある生活支援・社会参加の機会を提供しています。
名古屋市と併せて、「いきいき支援センター(地域包括支援センター)」では、高齢者やそのご家族が住みなれた地域でいつまでも安心して生活していけるよう社会福祉士・保健師・主任介護支援専門員などがそれぞれの専門を活かして無料で相談支援も行っています。また「はいかい高齢者おかえり支援事業」のサポーター登録の呼び掛けを学生や企業にも行うとともに、サポーターなどを対象に「はいかい高齢者おかえり支援事業模擬訓練」を行っています。
平成29年5月現在、東区には有料老人ホームが6施設(定員281人)あります。他の入居型施設の定員数とあわせてみてみると、75歳以上1千人あたりの定員数は47.9人で名古屋市平均の65.8人を大きく下回っています。
参考:名古屋市(東区役所)HP、(社福)名古屋市東区社会福祉協議会HP、(社福)名古屋市社会福祉協議会HP、日本医師会 地域医療情報システムHP,wikipedhia参照