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千種区西部は、今池を中心に飲食店が立ち並び、昼夜を問わず賑わい魅力ある商業・ビジネスの街として発展しています。また大規模工場跡地の千種二丁目地区には「アーススクエア」と呼ばれる複合拠点施設があります。
区の中央部の池下・覚王山・本山から東山にかけての丘陵地には閑静な住宅街が広がっています。また本山から昭和区山手通に続く四谷通や星ヶ丘周辺は多くの学校が点在する文教地区であり、おしゃれな服飾店や喫茶店などが連なり、若さあふれる街として賑わっています。さらに城山・覚王山地区を中心に多くの自社や近代建築物などがあり、歴史的資源の豊かな街でもあります。
区の東部には都市の緑としては国内最大級である410ヘクタールの広さを誇る「なごや東山の森」があります。その一部である東山動植物園では「人と自然をつなぐ懸け橋」を目指して再生への取り組みをすすめています。
区内にはJR、地下鉄東山線・名城線・桜通線が走り、路線バスも充実しています。道路も名古屋高速や名古屋環状線、国道153号などが整備されており、交通アクセスの良い地区となっています。
千種区の総人口は163,615人で、うち65歳以上の人口は37,462人で高齢化率は22.9%です(平成29年5月現在)。
2040年には総人口は158,943人とわずかに減少するものの、65歳以上の高齢者数は54,977人(高齢化率34.6%)まで増加すると推計されています。
区が平成28年に行った『「誰もがいきいきと健康で安心してくらせるまち」に関して力を入れてほしい取り組み』 アンケートでは「高齢者支援(認知症の方とその家族への支援、地域における健康づくりの支援)」が50.9%と半数以上を示し、高齢者支援に対し高い関心が寄せられていることがわかります。
区では元気な高齢者の増加を図り、地域における自主的な活動を促進するために、老人クラブ活動を通じた仲間づくりを支援や、高齢者の孤立を防止するための見守り活動を行う民生委員や自治会役員、事業者などによるネットワークづくりや交流の支援も行っています。
認知症に関しては市民講座や市民シンポジウムを開催し、正しい理解と知識の普及を図っています。また認知症の方やその家族を温かく見守る「認知症サポーター」の養成講座を開催しており、平成28年度は701名の区民が受講しました。
さらに「高齢者はつらつ長寿推進事業」を展開し、区内8ヶ所の会場に専門職員が毎週巡回し、地域のボランティアさんと一緒に健康体操・趣味やレクリエーションを通じて生きがいのある生活支援・社会参加の機会を提供しています。
名古屋市と併せて、「いきいき支援センター(地域包括支援センター)」では、高齢者やそのご家族が住みなれた地域でいつまでも安心して生活していけるよう社会福祉士・保健師・主任介護支援専門員などがそれぞれの専門を活かして無料で相談支援も行っています。
平成29年5月現在、千種区には有料老人ホームが14施設(定員597人)あります。他の入居型施設の定員数とあわせてみてみると75歳以上1千人あたりの定員数は36人と、名古屋市平均の65.8人を大きく下回っています。介護施設の増加が待たれますが、交通のアクセスが良い地域ですので他区への入居を検討されるのもよいかもしれません。
参考:名古屋市(千種区役所)HP、(社福)名古屋市千種区社会福祉協議会HP、(社福)名古屋市社会福祉協議会HP、日本医師会 地域医療情報システムHP,wikipedhia参照