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介護コラム

2019.09.04
在宅介護の現状
在宅介護が抱える問題
平均寿命が伸び、超高齢化は加速を増す一方の現代。 介護についての悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。 在宅介護をされる場合、身内とはいえ毎日のケアは想像を絶する大変さがあります。 介護をする側もされる側もストレスがかかり、肉体的にも精神的にもさまざまな問題が起こる場合も多いようです。 「そのような時どうすればいいのか。」共倒れにならないよう早めに問題を解消できるようにする必要があります。 ここでは、在宅介護が抱えるさまざまな問題について少し見ていきたいと思います。
要介護者等のいる世帯の状況
介護保険法の要支援又は要介護と認定された者(熊本県を除く)のうち、要介護者等がいる世帯の世帯構造をみると、「核家族世帯」が37.9%で最も多いことがわかります。 年次推移を見ると、「単独世帯」「核家族世帯」の割合が上昇傾向であり、「三世代世帯」の割合が低下しているのがわかります。

要介護者等のいる世帯の世帯構造の構成割合の年次推移

年次 総数 単独世帯 核家族世帯 (再掲)
夫婦のみの世帯
三世代世帯 その他の世帯 (再掲)
高齢者世帯
平成13年 100.0 15.7 29.3 18.3 32.5 22.4 35.3
平成16年 100.0 20.2 30.4 19.5 29.4 20.0 40.4
平成19年 100.0 24.0 32.7 20.2 23.2 20.1 45.7
平成22年 100.0 26.1 31.4 19.3 22.5 20.1 47.0
平成25年 100.0 27.4 35.4 21.5 18.4 18.7 50.9
平成28年 100.0 29.0 37.9 21.9 14.9 18.3 54.5
厚生労働省「平成28年 国民生活基礎調査の概況」参照


要介護度の状況を世帯構造別にみると、「単独世帯」では要介護度の低い者のいる世帯の割合が高く、「核家族世帯」「三世代世帯」では要介護度の高い者がいる世帯の割合が高くなっていることがわかります。

要介護者等のいる世帯の世帯構造別にみた要介護度の構成割合

要介護度 総数 単独世帯 核家族世帯 (再掲)
夫婦のみの世帯
三世代世帯 その他の世帯 (再掲)
高齢者世帯
総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
要支援者のいる世帯 30.0 42.0 28.3 27.7 23.0 20.5 33.9
要支援1 13.6 20.4 12.3 11.1 8.9 9.5 15.4
要支援2 16.4 21.6 15.9 16.6 14.1 11.0 18.5
要介護者のいる世帯 66.8 54.1 68.0 69.1 75.9 77.0 62.6
要介護1 18.9 18.4 17.8 18.7 20.8 20.6 18.9
要介護2 20.5 18.3 20.2 20.6 22.6 23.0 19.5
要介護3 12.1 9.1 12.1 12.7 15.3 14.0 11.3
要介護4 8.8 4.5 9.9 9.5 10.8 11.9 7.7
要介護5 6.4 3.8 8.0 7.6 6.4 7.5 5.2
厚生労働省「平成28年 国民生活基礎調査の概況」参照
同居の主な介護者の悩みやストレスの状況
在宅で介護をする介護者について、日常生活での悩みやストレスの有無を見てみると、「ある」と回答した人が68.9%、性別で見ると、男性が62.0%、女性が72.4%と女性が高くなっています。
厚生労働省「平成28年 国民生活基礎調査の概況」参照
介護にとられる時間
自宅で介護すると言っても1日のうちどれだけ介護にとられる時間があるのでしょうか。 厚生労働省の資料を見てみると、当然ではありますが介護度が上がれば、それだけ介護にとられる時間も多くなります。 1日のうち介護にとられる時間の割合を介護度で見てみると、要支援1では「ほとんど終日」は6.1%と少なく「必要なとき手をかす程度」が67.7%となっています。 それが、要介護5になると「ほとんど終日」が54.6%と半数を超える結果となります。 1日ほとんど介護をすると考えるとその負担はとても大きいです。 日中外で仕事をすることも難しくなります。 それどころか掃除や洗濯、買い物などの家事をする時間も少なくなり、かなりの疲労やストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。
在宅介護で大事なこと
まず大事なことは、「一人で抱え込まないこと」です。 一人で抱え込むとどんどん自分を追い詰めてしまいます。 周囲に相談し、自分一人でお世話をしなくてはいけないと考えないことです。 身近に相談する相手がいない場合でもケアマネージャーや地域包括支援センター、市区町村の高齢者福祉課、民間でもさまざまな無料の介護相談窓口があります。 そういったサービスを積極的に使い、相談することをおすすめします。
介護サービスを上手く利用する
まずは、ケアマネージャーに相談しケアプランを見直してみるのもいいかと思います。 さまざまな介護保険サービスがありますので、それらのサービスを上手に取り入れるようにしましょう。 例えば、ホームヘルパーがご自宅に訪問して、ケアプランにそって日常生活をサポートする訪問介護サービスや訪問入浴サービス、また、看護師が病気や障がいをお持ちのお客様のご自宅を訪問して、主治医の指示のもとに、健康チェックや医療的処置など療養生活をサポートする訪問看護サービスなどがあります。 また施設への入居もご検討されてもいいかもしれません。 施設へ入れることに罪悪感を感じる方もいるかもしれません。 ですが、さまざまなサービスや特徴がありますので、介護者に合った施設への入居は、介護される側と介護する側のストレスを緩和しより良い関係を築くことができる場合もあります。 とにかく、一人で悩まず肩の力を抜いてケアができる環境を整えることが大切です。
介護のお困りごとは「えらぶ介護」へご相談ください。
種類も多く複雑な介護の世界。お困りごとなどございましたら、何なりと「えらぶ介護」までご連絡ください。
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